馬鹿がザクでやってくる（量産型）

諸般の事情でバイクとクルマが乗れない。。。
でも張りたいと云う事で久しぶりにコイツに出張ってもらう事になった。





まぁ近場のテン場までなんだけど
コレ背負って電車やバス乗るのは
この歳じゃちょっと恥ずかしいゾ




  

9/1(木)様似町→屈斜路湖

6時起床、分厚い雨雲に圧し潰されそうな朝
昨日東に行けなかったので今日は東に行ってみたい
早々に撤収してバイクに跨る

取りあえず襟裳岬。。。






海岸線を走っているのだが
何もかも真っ白な視界不良の霧の中を延々に中央線を追う走行が続く

此処は釧路湿原。。。




　

屈斜路湖周辺は穴が開いたように晴れていた。






何処に行っても霧の中なので早々にテントを張る






温泉に入って晩酌して20時に就寝


9/2(金)屈斜路湖→十勝岳

5時起床、降りそうな天気なので朝食後すぐ移動する事にする。
隣のテントと密接しているので早朝からドラゴンフライを燃焼させるのは気が引ける

走ってるうちに天気が回復し夏日となった。
蒸し暑いが昨日の霧に比べれば全然マシだ。

39号が復旧したとの事なので旭川へ向かう
昼は先日食べれなかった寿司屋とする。

石北峠





彼方此方道路崩れていたが車両が通行出来るレベルで復旧されていた
そんな道をツーリング（遊び）で走っていると工事された方々に申し訳ない気になってしまう。

層雲峡




　

旭川では目的の寿司屋がしまっており元祖旭川ラーメンと銘打ってるラーメン屋にはいったが
海鮮モードで中途半端なラーメンを食べても美味くない。

先日と同じ道を走るのもなんだったので十勝岳の北海道でもっとも高い位置にある温泉へ
途中停電もあったがいい湯だった。






白銀荘前キャンプ場に設営






満点の星空を眺めながら北海道最後の夜を満喫とか思ったが
やっぱり天気には恵めれないようで星一つ見る前に霧に被われて就寝

9/3(土)十勝岳→フェリー

6時起床、最後の日も小雨パラつく曇り
最後の火の国熊本ラーメンを消化した。

苫小牧まですぐなので少しだけ遠回りする





寂れた感のある452で夕張へ






財政破綻した市町だからか道や道路設備が痛んだ様子、街中も空き家が多い気がする。
買い物で後援したい気になってちょっと早い昼食を食べようと思ったが食事屋が見つからない。
快速旅団があるとの事なのでマットを購入。しかし過去に快速旅団では結構散財しているので
なんか納得いかない気がしながら夕張を発つ
（快速旅団さんのtwitterより拝借）







苫小牧で最後の海鮮が食べたくて回転寿司へ
ノンアルビールで乾杯





北海道最後の一枚　一杯走ってくれて有難う　おつかれさん






風呂や展望デッキでバイク乗りと談笑した。みんな天気は散々だったらしい。
9時ごろ就寝


（感想）
天気はよくなかったが見知らぬ土地を走るという旅の醍醐味はそれなりに楽しめたと思う。
廻りきれていない場所があるのでそこはまた次回の楽しみにしよう。

・聞いてた通り全然信号に捕まらない。
・風景が単調でまっすぐな道が続くため走るのが飽きる。
・熊は見なかったが鹿、キタキツネは結構遭遇した。
・ゴミ捨ては苦労する。道の駅で缶コーヒーを飲んだら空き缶は店員に渡す。

おしまい  

8/29(月)稚内→美深

6時起床、昨夜よりテントが増えてる。
ラジオでもネットでも台風の事ばかりだ。滞在している間は天候がよくないらしい。
ドームの外は霧雨状態で全くやる気が出てこない。
雨雲レーダーでは稚内よりちょっと下は天気が良さそうなので10時頃バイクに跨った。

道の駅で会話したバイクキャンパーから近辺の林道は走りやすくて楽しいとの事なので
今日は早めに設営して林道とキャンプを楽しむ事にする。

道の駅「美深」の隣のキャンプ場に設営。
雰囲気もいいし温泉もあるのでベースとして良さそうだ。

まっすぐなフラットダートはスピードが出せて気持ちいい






白樺の中のダートなんて始めてだ






函岳頂上付近は雨が降っていたのでパス。
山を下ると晴れ間も多く川沿いやダム沿いのダートを走ってかなり満足した。








街で買い物してテン場に戻り米を炊いた。
北海道産のビールと筋子は美味い。






焚き火は無いがいい夜だった。
10時頃就寝

8/30(火)美深→旭川

6時起床、天気はいいがラジオでは外出を控えろとか言っている。
日本海側も太平洋側も既に雨のようなので南下して旭川でビジホ泊と決めた。
朝食を食べながらネットで予約。

旭川まですぐなので寄り道してみた。

スキー場内を走ったのは結構面白かった。この写真の前に草地でバイクを止めたら転倒してクラッチレバーがもげた。。。






先週の台風のせいで何処の川も川幅いっぱいまで濁流になっている






この辺は観光客が多かった








ビジホに荷物を置いて旭川の街へ
まずはジンギスカンの店へラック？なる肉が美味かった。
客の回転率が早い。ジンギスカンは焼肉ではなくラーメン感覚で食べるものなのだろうか？





落ち着いて飲みたくなったので適当な料理屋へ
シシャモ（オス）やサンマの刺身を食べた。

その後バーで軽く飲んでホテルに戻った。
12時ごろ就寝

8/31(水)旭川→様似町

6時起床、旭川は少量の雨が降っただけのようだ、TVでの台風の被害状況をみると旭川から東に向かうのは難しいらしい。
おまけに明日明後日も天気は期待できそうもないらしい。

昨日もげたクラッチレバーを修理するため近くのホンダに行ってみたがXRは販売終了だから修理できないとの事
しょうがないのでホームセンターで使えそうなものを使って修理してみた。

ホースの差し込み口がぴったりで違和感も少ないのでとりあえずOKとする。








幹線道路のあちこちで通行止めになっており東側に抜けられない。
道の駅でトラック乗りの話では南下して海沿いを行くのが確実らしい。

夕方アポイ山麓ファミリーパークキャンプ場に到着
どんよりした雨雲が上空を被っているので炊事場内に設営した。





いいテン場だが隣の温泉施設で熊出るとか威されたので落ち着かない。
今夜も星は見れなかった。9時就寝
  

戻って4日だけどすっかり日常に馴染んでしまった。。。
カメラ画像を見ながら綴ってみる。

8/26(金)東京→新潟

知り合いのバイクキャンパーから新潟からフェリーで上陸した方が時間を有効に使えると聞いて
今回金曜の仕事の後に関越で新潟に向かった。

最初からレインウェアを着込んでおけば良かったのだが
降られると高速の途中で着替えることも出来ずPAに着いた時には下着までびっちょり状態
闇夜の土砂降りの関越は後方から迫りくるトラックが恐ろしく
渡道前から帰りたくなった。。。

やっとの思いでビジネス旅館に到着して泥のように眠る


8/27(土)新潟→フェリー内

朝から雨、レインウェアは最強だが服が湿っていて不快極まりない。





さらば新潟！







風呂入って→飲んでを繰り返す






船旅はいい。。。





同じようにバイクで渡道するバイク乗りと話した。
彼は6日間の工程を1ヶ月熟考したそうだ。
そんな旅が面白いのか疑問だが彼は自分より旅を楽しんでいる様子だ

あまりに暇なのでツーリングマップルを読んでしまったが
攻略ルートの分かってるRPGみたいで旅の面白さを半減させる良くない本だと思う
今回なるべく読まないようにしよう。


8/28(日)小樽→稚内

4時起床。かなり眠いが船室から小樽港が見えると気持ちが高まってきた。
下船するとバイク乗り達は四方に散っていた。
自分は行き先が決まっていないので雨雲レーダーで天気が良さそうな北を目指す。

とにかく寒い　初っ端からCWU45MPを着るとは思わなかった。






道の駅で食べたニシン蕎麦は旨かった






熊ってデカいのね






オロロンライン。曇ってるうえ強風のため走ってても楽しくない






あー　コレが「無敵のウニ丼」ステッカーの出所かぁ






試しに入って注文してみた。






特に感慨深いものもない最北端






下道で昼には宗谷についてしまった。
それなりに速度は出てたけど距離感がおかしくなりそうだ
このペースで海岸線を走ると夕方には網走に着くかもしれないので稚内を散策する。

利尻、礼文島に渡ろうか迷ったが天気はよくないらしい
最北端の温泉施設に入ってから道の駅のバイクキャンパーに教えてもらった北堤防ドームへ






東京だったらゴミが散らかって落書きされそうだがココはゴミも落書きもない
きっと地元の人に大事にされているのだろう

張ってみたらなんか隅田川べりのホームレスみたいだ






テントの前で晩酌をしていると散歩の人が会釈をしてくれるので
何だか申し訳ない気になってテントの中で晩酌を続けた。
21時ごろ就寝


つづく。。。














  

やっぱ家が一番やぁ

  

北海道最後の夜は十勝岳中腹の白銀荘前キャンプ場に張りました。
　



山屋用のテン場のようですか温泉有りビール販売有りで至れり尽くせりです。


  

朝からずっと霧の中走ってました。
襟裳岬も釧路湿原も真っ白。。。

知床まで走れたけど心折れました。。。

今夜は屈斜路湖に張りました。



いいテン場ですがちょっと賑やかです。